2012年01月24日
富士市の湧水めぐり(4)「鎧ケ渕親水公園」「原田湧水池公園」
前回の「永明寺」の直ぐ西隣に「鎧ヶ渕親水公園」があり、「富士市湧水源3」となっています。源頼朝が「富士川の合戦」時ここで鎧を脱いで体を洗った場所と伝えられています。

(「鎧ヶ渕親水公園」表示碑 左側に「滝川」が流れている)

(「富士市湧水源3」の表示板)

(ぶくぶく湧き出している湧水源)

(滝の様に流れ出ている湧水)

(公園の中の景色)

(原田湧水池公園への案内表示板)

(取水用マンホールから勢い良く噴き出している湧水)
「鎧ヶ渕親水公園」は「滝川」の畔のこじんまりした公園ですが湧水を眺めているだけで何となく癒されます。
この親水公園の近くには製紙工場があります。
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(「鎧ヶ渕親水公園」表示碑 左側に「滝川」が流れている)
(「富士市湧水源3」の表示板)
(ぶくぶく湧き出している湧水源)
(滝の様に流れ出ている湧水)
(公園の中の景色)
(原田湧水池公園への案内表示板)
(取水用マンホールから勢い良く噴き出している湧水)
「鎧ヶ渕親水公園」は「滝川」の畔のこじんまりした公園ですが湧水を眺めているだけで何となく癒されます。
この親水公園の近くには製紙工場があります。
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2012年01月23日
富士市の湧水めぐり(3)「永明寺(ようめいじ)」
前回吉永・比奈地区の医王寺→湧水公園→竹採公園→妙善寺→かがみ石公園と巡ってきましたが、しばらく「湧水」を中心に紹介してみたいと思います。昨年秋以降湧水が多くなり、巡りがいがあります。
今回は妙善寺から200m程西にある大富山「永明寺」(「ようめいじ」と読むそうです)を紹介します。永明寺は「水の寺」と言われる位湧水が豊富で、寺には湧水を引き込んだ立派な池泉回遊式庭園があります。このお寺も創建時は「医王寺」や「妙善寺」と同じく、「行基開山」と伝えられていますが、現在のような曹洞宗の立派なお寺になったのは文明4年(1472年)「行之正順禅師」の開山と言われています。
今川氏等歴代領主の庇護のもと大寺院となりましたが、建物等は度々被災して現在の本堂は大正年代に再建したものとのこと。

(山門から見た永明寺)

(駐車場側から見た境内の中)

(大きな鐘楼)

(こんな小僧さんの像があります )
「掃けば散り はらえばまたも塵つもる 庭の落葉も人の心も」
裏山には七福神の像や「冨士乱水の庭」と呼ばれる溶岩を活用した豪快な庭園があり、その中から豊富な湧水が流れ出ています。

(裏山への上り口に「七福神参道」の表示碑があります)

(上り口の直ぐ左に水神「弁財天」像 脇に湧水源があります)

(階段を上りきった所に「恵比寿」像)

(少し右側に上ると[大黒天」像)

(更にその右側に「毘沙門天」像)

(少し上のほうに「布袋尊」像)

(さらにその上に「福禄寿」像)

(最後に「寿老人」像)
以上七福神の石像です。檀信徒の寄進によるものの様です。
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今回は妙善寺から200m程西にある大富山「永明寺」(「ようめいじ」と読むそうです)を紹介します。永明寺は「水の寺」と言われる位湧水が豊富で、寺には湧水を引き込んだ立派な池泉回遊式庭園があります。このお寺も創建時は「医王寺」や「妙善寺」と同じく、「行基開山」と伝えられていますが、現在のような曹洞宗の立派なお寺になったのは文明4年(1472年)「行之正順禅師」の開山と言われています。
今川氏等歴代領主の庇護のもと大寺院となりましたが、建物等は度々被災して現在の本堂は大正年代に再建したものとのこと。
(山門から見た永明寺)
(駐車場側から見た境内の中)
(大きな鐘楼)
(こんな小僧さんの像があります )
「掃けば散り はらえばまたも塵つもる 庭の落葉も人の心も」
裏山には七福神の像や「冨士乱水の庭」と呼ばれる溶岩を活用した豪快な庭園があり、その中から豊富な湧水が流れ出ています。
(裏山への上り口に「七福神参道」の表示碑があります)
(上り口の直ぐ左に水神「弁財天」像 脇に湧水源があります)
(階段を上りきった所に「恵比寿」像)
(少し右側に上ると[大黒天」像)
(更にその右側に「毘沙門天」像)
(少し上のほうに「布袋尊」像)
(さらにその上に「福禄寿」像)
(最後に「寿老人」像)
以上七福神の石像です。檀信徒の寄進によるものの様です。
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2012年01月22日
白熱の全日本卓球選手権大会
このところNHK(BS101・Eテレ)で卓球の試合を放映してくれるので、見る機会が多くなりました。昨日は男子ダブルス決勝、女子シングルス決勝、今日は男子シングルス準決勝・決勝がありました。
昨日の男子ダブルス決勝は水谷・岸川組が高校生ペアの松平健・丹波組を危なげなく4-0で下し優勝、女子シングルスは福原愛選手と石川佳純選手の対戦。結果は4-1で福原選手の初優勝となりましたが、今まで見た福原選手とは全く違うフォア・バックともに積極的な攻撃型で、石川選手を圧倒しての勝利だと思いました。何か一皮も二皮もむけた感じがしました。表彰式の直前表彰台に立つ前に、4人が並んで立った時、3位の平野、田代選手は屈託無く笑顔で話をしていましたが、向かって一番左に立っていた石川選手は何か感ずるところあったのか、そっと下を向いて涙を拭う場面があり、福原選手は、初優勝でもはしゃがずに静かに待っているのが印象的でした。翌日ペアを組んで一緒に戦う相手を気づかったのでしょうか。結果的には今日の女子ダブルスでは福原・石川組は準々決勝で藤井・若宮組に2-3で敗れてしまいました。

(出所:産経ニュース 全日本卓球選手権大会で初優勝した福原愛選手)
今日の男子シングルス決勝戦は6連覇を狙う水谷隼選手(明治大学)と高校生の吉村真晴選手(山口県野田学園高校)の対戦で、吉村選手が2ゲーム先取し、水谷選手が追いつき、2-2のあと5ゲーム目を吉村選手が取り王手、6ゲーム目は水谷選手が取って3-3、最後の7ゲーム目は水谷選手が10-7であと1ポイントまで迫りましたが、その後吉村選手の驚異的粘りで10-10となり、そのまま2ポイント連取して12-10でこのゲームも取り4-3で初優勝、水谷選手の6連覇を阻みました。試合前、水谷選手はインタビューで「決勝に吉村選手が出てくることは全く予想していなかったので、何も対策は考えていないし、吉村選手との過去の対戦は競り合ったので、自分の卓球をやって勝ちたい」と言っていましたが、やはり勝手が違うのか、試合中ちょっと首を傾げる場面が多かったと思います。

(出所:時事通信社写真提供)
卓球はめまぐるしく変化して早いので、見ていてビックリする場面の連続であり、見ごたえのある試合でした。
それにしても、卓球競技も若い人達が次々と出て来て、今後が楽しみな感じがしました。
昨日の男子ダブルス決勝は水谷・岸川組が高校生ペアの松平健・丹波組を危なげなく4-0で下し優勝、女子シングルスは福原愛選手と石川佳純選手の対戦。結果は4-1で福原選手の初優勝となりましたが、今まで見た福原選手とは全く違うフォア・バックともに積極的な攻撃型で、石川選手を圧倒しての勝利だと思いました。何か一皮も二皮もむけた感じがしました。表彰式の直前表彰台に立つ前に、4人が並んで立った時、3位の平野、田代選手は屈託無く笑顔で話をしていましたが、向かって一番左に立っていた石川選手は何か感ずるところあったのか、そっと下を向いて涙を拭う場面があり、福原選手は、初優勝でもはしゃがずに静かに待っているのが印象的でした。翌日ペアを組んで一緒に戦う相手を気づかったのでしょうか。結果的には今日の女子ダブルスでは福原・石川組は準々決勝で藤井・若宮組に2-3で敗れてしまいました。

(出所:産経ニュース 全日本卓球選手権大会で初優勝した福原愛選手)
今日の男子シングルス決勝戦は6連覇を狙う水谷隼選手(明治大学)と高校生の吉村真晴選手(山口県野田学園高校)の対戦で、吉村選手が2ゲーム先取し、水谷選手が追いつき、2-2のあと5ゲーム目を吉村選手が取り王手、6ゲーム目は水谷選手が取って3-3、最後の7ゲーム目は水谷選手が10-7であと1ポイントまで迫りましたが、その後吉村選手の驚異的粘りで10-10となり、そのまま2ポイント連取して12-10でこのゲームも取り4-3で初優勝、水谷選手の6連覇を阻みました。試合前、水谷選手はインタビューで「決勝に吉村選手が出てくることは全く予想していなかったので、何も対策は考えていないし、吉村選手との過去の対戦は競り合ったので、自分の卓球をやって勝ちたい」と言っていましたが、やはり勝手が違うのか、試合中ちょっと首を傾げる場面が多かったと思います。

(出所:時事通信社写真提供)
卓球はめまぐるしく変化して早いので、見ていてビックリする場面の連続であり、見ごたえのある試合でした。
それにしても、卓球競技も若い人達が次々と出て来て、今後が楽しみな感じがしました。
2012年01月22日
東京電力管内の電力需要が震災後最大に!
1月20日の東京電力管内の最大電力需要量は午後5~6時に4,980万kwとなり、昨年3月の東日本大震災以降で最大となった模様。昨年8月18日午後2~3時に記録した4,920万kwを上回ったとのこと。1月20日の電力供給能力は5,380万kwで、使用率は92%(余裕予備率8%)となり、東京電力は「安定供給に支障はないが、無理のない範囲で節電をお願いしたい」としている。
ちなみに、安定供給は余裕予備率8~10%以上と言われ、予備率3%以下になると政府が「需給逼迫警報」を出す仕組みになっているとのこと。その点では未だ「安定供給に支障がない範囲」ではありましょう。
1月20日は関東地方で雪が降って厳しい寒さとなり、エアコンなどの暖房を使用する家庭が急増したためと見られる。この寒さは赤道海域東側から南米ペルー沖の海面水温が平年より低下する「ラニーニャ現象」が昨年から継続しているためで、週明けにも日本海側は大雪の恐れがあるとの気象庁発表もありました。

(出所:気象庁 北太平洋2011年12月の海面水温平年差)
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ちなみに、安定供給は余裕予備率8~10%以上と言われ、予備率3%以下になると政府が「需給逼迫警報」を出す仕組みになっているとのこと。その点では未だ「安定供給に支障がない範囲」ではありましょう。
1月20日は関東地方で雪が降って厳しい寒さとなり、エアコンなどの暖房を使用する家庭が急増したためと見られる。この寒さは赤道海域東側から南米ペルー沖の海面水温が平年より低下する「ラニーニャ現象」が昨年から継続しているためで、週明けにも日本海側は大雪の恐れがあるとの気象庁発表もありました。

(出所:気象庁 北太平洋2011年12月の海面水温平年差)
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2012年01月20日
ミドリムシ(ユーグレナ)が世界(地球)を救う?!
「ミドリムシ(ユーグレナ」)と言うバイオ素材を東京大学発ベンチャー企業(㈱ユーグレナ)が開発し、清水建設、全日空、JX日鉱日石エネルギー(エネオス)、日立プラント等の大企業が実用化を目指して共同開発プロジェクトを進めています。(1月16日付日経新聞夕刊)
「ミドリムシ」とは鞭毛運動をする動物的性質を持ちながら、同時に植物として葉緑体を持ち、光合成を行うため、「単細胞生物は動物/植物の区別が難しい」と言う話の好例として挙げられる。「ミドリムシ」は淡水ではごく普通に見られる生物で止水、特に浅い水溜りに多く、春から夏にかけて水田ではごく頻繁に発生する。(ウィキペディア)

(出所:ウィキペディア 「ミドリムシ」 緑色の顆粒は葉緑体)
東京大学発ベンチャー企業の㈱ユーグレナではこの「ミドリムシ」の人工培養に成功し、これを原料にしてバイオ燃料、バイオ浄化技術、食料等への実用化を前記大企業等との共同開発プロジェクトとして推進しているとのことです。
この「ミドリムシ」は光合成を行うので、二酸化炭素の吸収も行い、食料としても動物性・植物性のバランスが取れた栄養価が高く、地球温暖化防止、食料不足対策の切り札にもなり、将来世界(地球)を救うと期待されているとのことです。

(出所:日本科学未来館 ミドリムシクッキーを販売しています)
「ミドリムシ」とは鞭毛運動をする動物的性質を持ちながら、同時に植物として葉緑体を持ち、光合成を行うため、「単細胞生物は動物/植物の区別が難しい」と言う話の好例として挙げられる。「ミドリムシ」は淡水ではごく普通に見られる生物で止水、特に浅い水溜りに多く、春から夏にかけて水田ではごく頻繁に発生する。(ウィキペディア)

(出所:ウィキペディア 「ミドリムシ」 緑色の顆粒は葉緑体)
東京大学発ベンチャー企業の㈱ユーグレナではこの「ミドリムシ」の人工培養に成功し、これを原料にしてバイオ燃料、バイオ浄化技術、食料等への実用化を前記大企業等との共同開発プロジェクトとして推進しているとのことです。
この「ミドリムシ」は光合成を行うので、二酸化炭素の吸収も行い、食料としても動物性・植物性のバランスが取れた栄養価が高く、地球温暖化防止、食料不足対策の切り札にもなり、将来世界(地球)を救うと期待されているとのことです。

(出所:日本科学未来館 ミドリムシクッキーを販売しています)