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2012年06月29日

南鳥島の海底でレアアース発見

東京大学大学院の加藤泰浩教授(地球資源学)らの研究グループが、レアアースを豊富に含む泥を、日本最東端の南鳥島周辺の海底で発見したと発表しました。

レアアースは高性能磁石等に使用され、中国がその市場の大部分を握っているもので、最近は脱レアアースの高性能磁石開発が進んでいるとは言え、その希少価値はまだまだなくなった訳ではありません。


(出所:NHKニュース)


(出所:再掲 日本の排他的経済水域)
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Posted by 富士三合目 at 21:58Comments(0)ニューストピックス

2012年06月23日

公取委が東電値上げに注意!

公正取引委員会は6月22日、東京電力が企業など電力大口需要家に対し4月から行っている「電力料金値上げの要請方法が一方的だった」などとして東電を文書で注意したと発表しました。

公取委は東電の値上げ要請方法は「独占禁止法違反(優越的地位の乱用)」に繋がる恐れがあると判断したようです。「公取委の注意」は違反に発展する恐れがあると判断した場合に行われるもので、「排除措置命令」や「課徴金納付命令」といった行政処分ではなく、公取委の措置としては最も軽いものですが、「注意の公表」は異例で「公共性が高く、公表が望ましいと判断した」としています。


(出所:公正取引委員会ホームページ 「公正取引委員会ロゴマーク」)


(出所:ウィキペディア 「公正取引委員会庁舎)

東電は今年1月、福島第1原発事故の影響で、代替の火力発電用燃料費が増大して収益が悪化していることを理由に、大口契約者(50kw以上向け)の電力料金を平均約17%値上げすることを発表しています。

これに対し、中小企業を中心に反発が相次ぎ、埼玉県川口市の「川口商工会議所」などが「独禁法に抵触している」として、公取委に申告書を提出していたとのことです。  続きを読む


Posted by 富士三合目 at 16:54Comments(0)ニューストピックス

2012年06月10日

進みつつある放射性物質の除染研究

少し前(2012年2月8日)に産業技術総合研究所が発表した放射性セシウムの除染技術である「ナノ粒子化したプルシアンブルーでセシウム吸着能が向上」と、その後の実用化の進展も含め、日経新聞が今日(6/10)の朝刊で特集記事を掲載しています。

プルシアンブルーは紺青(こんじょう)と呼ばれる紫色を帯びた暗い青色顔料で、1704年にドイツで発見されたフェロシアン化第二鉄(Fe4[Fe(CN)6]3)を主成分とする人工顔料で、非常にポピュラーなものですが、この顔料が放射性セシウムを選択的に吸着して分子内に閉じ込めてしまうという性質があり、今、大変注目されています。

産総研ではこのプルシャンブルーを活用して、土壌中(あるいは焼却灰中)の放射性セシウムを低濃度の酸で抽出した水や、その他の水に溶けている放射性セシウムを吸着除去する研究を急ピッチで進めていて、実際に抽出装置や除染装置を開発して今後汚染現場で実証試験を行う予定とのことです。

放射性セシウムの吸着ではゼオライトが用いられることが良く知られていますが、ゼオライトは他の物質の吸着も行うために、放射性セシウムを選択的に吸着することは出来ず、効率が落ちますが、このプルシアンブルーは放射性セシウムとの相性がピタリで、ゼオライトと比較すると67~1,400倍の吸着能力があると言うことです。


(出所:産総研ホームページ 焼却灰からの抽出・吸着除去のイメージ図)


(出所:産総研ホームページ プルシアンブルー結晶格子内に取り込まれる放射性セシウムのイメージ図)


(出所:産総研ホームページ ナノ粒子プルシアンブルーと市販プルシアンブルー、ゼオライトとの吸着性能比較)
(注:液固比とは抽出液容量と吸着材重量比のこと、PB市販品はプルシアンブルー顔料市販品のこと)
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Posted by 富士三合目 at 12:26Comments(0)ニューストピックス

2012年06月09日

NAS電池操業再開

昨年9月21日三菱マテリアル㈱筑波製作所において、日本ガイシ㈱が納入したNAS(ナトリウム・イオウ)電池が火災を発生し、以後日本ガイシはNAS電池の操業を停止し、又、既に納入済みの顧客に対しては原因を究明し、対策方法が明確になるまで稼動停止を要請していましたが、6月7日に火災原因は判明し、又、再発防止(安全強化)対策が確立出来たとして、操業を再開すると発表しました。

NAS電池は大容量の蓄電池として、電力ピークカット対策、災害時の電力供給、新エネルギー導入における安定化対策等、期待が大きかったのに対し、昨年の火災事故以来、操業・稼動停止していたため、どうなることかと注視していましたが、漸く夏場の電力不足対策や、7月から始まる再生可能エネルギー固定価格買取制度の施行に間に合った感じです。

日本ガイシが発表した火災事故原因と安全強化対策は下記の如くです。

1)NAS電池システムの概要

(出所:日本ガイシ㈱ホームページ)
2,000kwのNAS電池システムは50kwモジュール電池×40台のセットでできており、50kwモジュール電池は384本の単電池を収納している。

2)火災の原因

(出所:日本ガイシ㈱ホームページ)
モジュール電池を構成する384本の単電池の1本に不良品が混入し、高温溶融物がモジュール内に流出し、回路に短絡(ショート)が発生して発火・他モジュールへの延焼を起こした。
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Posted by 富士三合目 at 00:24Comments(0)ニューストピックス

2012年06月07日

凸版印刷が放射線遮蔽紙開発

凸版印刷㈱は放射線を遮蔽するタングステン機能紙を開発したと発表しました。(以下資料は凸版印刷㈱プレスリリースより借用)

タングステンはX線やγ線などの放射線を遮蔽する機能を持つことが一般的に知られていますが、本製品はタングステンを高密度で充填したことにより、タングステン自体の特徴を維持したまま加工性の向上を実現したとのこと。又、本製品の性能評価を京都大学大学院医学研究科(平岡教授、門前特定准教授)の協力を得て実施し、従来の鉛板と同等の性能を有することが確認されたとのことです。


(出所:凸版印刷㈱ホームページ プレスリリース資料より)

本機能紙は断裁や折りたたみ、フィルムをはじめ他の材料との貼り合わせ加工性が優れており、鉛フリーであることから屋内・屋外等で人の触れる用途にも使用できるため、次のような用途が考えられるとのことです。

1)医療分野
・放射線検査室及び放射線治療室の壁・扉・カーテンなど
・放射線の遮蔽が困難な手術室、病室での簡易遮蔽材
・核医学検査室での汚染された床の遮蔽材、医薬品輸送箱などへの応用

2)被災地・復興作業
・放射線環境下での作業員保護や汚染された物質、廃棄物の簡易遮蔽
・被災地の体育館など、広域避難場所を新築する際の建装材
・既築建築物の壁や扉、天井への貼りあわせ

3)主な仕様
・形状・・幅:約500mm、厚さ0.3mmのロール形状
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Posted by 富士三合目 at 22:58Comments(0)ニューストピックス