2011年11月29日
前途多難なCOP17開幕
11月28日~12月9日南アフリカ共和国ダーバンにて「第17回国連気象変動枠組み条約締約国会議(COP17)」が開幕しましたが、「ポスト京都議定書」の取りまとめは困難と見られており、もし、「京都議定書」の単純延長が決定されるならば、日本政府は「京都議定書体制」から離脱する方針を今日閣議で決定したとのことです。先進国にのみCO2排出量削減を義務付けた「京都議定書」は大量排出国上位1,2位である中国と米国が参加していないので、そのまま延長することは著しい不公平が生じることになり、「京都議定書」の単純延長に反対の日本、カナダ、ロシアの内、日本が離脱方針を表明し、カナダが離脱示唆をしています。これから会議の行方はどうなることでしょう。

(出所:NHKニュースより「COP17開幕」) 続きを読む

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2011年11月27日
素敵な遊歩道「春耕道しるべ」
富士市にはいろいろな遊歩道がありますが、その一つに「春耕道しるべ」に沿った遊歩道があります。「春耕道しるべ」は地元の「仁藤春耕さん」と言う方が、自費で明治39年から吉原⇒十里木経由で御殿場に抜ける道に通行者が迷わないよう、石の道しるべを建てたことからそう呼ばれています。春耕さんの家は農家だったそうですが、その後「(有)仁藤石材工業」を営んで現在に至っています。
その辺のいきさつは、「(有)仁藤石材工業」さんの下記ブログで詳しく知ることが出来ます。
http://www5.hp-ez.com/hp/nitoh-sekizai/page7
さて、私は自分の散歩道としてこの一部を時々歩きますが、眺めも良く、適度な坂道もあり、気に入っている道でもあります。今回はその一部を紹介したいと思います。
①吉原北中の後方から先ず第二東名の下をくぐります。

②高い広(公)報塔があります。
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その辺のいきさつは、「(有)仁藤石材工業」さんの下記ブログで詳しく知ることが出来ます。
http://www5.hp-ez.com/hp/nitoh-sekizai/page7
さて、私は自分の散歩道としてこの一部を時々歩きますが、眺めも良く、適度な坂道もあり、気に入っている道でもあります。今回はその一部を紹介したいと思います。
①吉原北中の後方から先ず第二東名の下をくぐります。
②高い広(公)報塔があります。
2011年11月27日
第5回富士市環境フェアに参加して
11月26日(土)「ふじさんめっせ」で開催された「第5回富士市環境フェアに「出展者」側で参加しました。私は今回初めての参加でしたが、その盛況ぶりにびっくりしました。所属しているNPO法人「富士市STOP温暖化地域協議会」のブースも「環境クイズに回答して資源ゴミ袋をもらう」イベントが人気で、沢山の人達に立ち寄ってもらいました。昨年の回答者は250人だったそうですが、今年は300人でした。準備していた資源ゴミ袋も全てはけてしまいました。「富士市環境フェア」は年々知名度が上がって来訪者も増えているようです。


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2011年11月26日
日経地球環境技術賞最優秀賞に神戸製鋼
日本経済新聞社は第21回「日経地球環境技術賞」の受賞者として、最優秀賞に安価な原料が使え、二酸化炭素(CO2)の排出も少ない製鉄法を開発した神戸製鋼所を選びました。その他優秀賞には①「燃費を30%改善した新型ガソリンエンジン車」を実現したマツダ、②「使用済みペットボトルを100%ペットボトルに再生する仕組み」を確立したサントリーホールディングス、③「希少な樹木の成分を使わずに香料を合成する新製法」を開発した宇部興産、④エネルギーの利用効率を高める大規模実験」に取り組むパナソニック、が選ばれました。
(最優秀賞の神戸製鋼所:新製鉄法ITmk3プロセスフロー)

(出所:神戸製鋼所HPより)
この新製鉄法は、二酸化炭素(CO2)の排出量が現在主流の高炉方式に比べて大幅に少なく、粉状の鉄鉱石や一般炭のような低品位の資源を活用できる。主要設備は上図の「回転炉床炉」で、内部をバーナーで1450℃にする。鉄鉱石と石炭を粒状に固めた原料を投入すると、「アイアンナゲット」と呼ぶ鉄の塊ができる。鉄分は96~97%で高炉で生産する銑鉄と品位は同じとのこと。
(「アイアンナゲット」の写真)

(出所:神戸製鋼所HPより) 続きを読む
(最優秀賞の神戸製鋼所:新製鉄法ITmk3プロセスフロー)

(出所:神戸製鋼所HPより)
この新製鉄法は、二酸化炭素(CO2)の排出量が現在主流の高炉方式に比べて大幅に少なく、粉状の鉄鉱石や一般炭のような低品位の資源を活用できる。主要設備は上図の「回転炉床炉」で、内部をバーナーで1450℃にする。鉄鉱石と石炭を粒状に固めた原料を投入すると、「アイアンナゲット」と呼ぶ鉄の塊ができる。鉄分は96~97%で高炉で生産する銑鉄と品位は同じとのこと。
(「アイアンナゲット」の写真)

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2011年11月24日
カーボンフットプリント(炭素の足跡)とは?
11月26日(土)は「ふじさんめっせ」で「第5回富士市・環境フェア」が開催されます。その前に環境用語で聞きなれないものをもう一つ追加で紹介します。「カーボンオフセット」、「カーボンクレジット」、「カーボンニュートラル」については11月11日の本ブログで紹介しましたが、もう一つ「カーボンフットプリント(炭素の足跡)」と言う用語があります。
「カーボンフットプリント」は英語の直訳通り、「炭素の足跡」と訳しますが、その意味は、私達が購入・消費している全ての商品・サービスが作られて捨てられるまでの過程(ライフサイクル)で排出された「温室効果ガスの量」を合算した結果得られた全体の量を、二酸化炭素(CO2)量に換算して表示することを言います。

(出所:(社)産業環境管理協会より委託「みずほ情報総研㈱」HPより) 続きを読む
「カーボンフットプリント」は英語の直訳通り、「炭素の足跡」と訳しますが、その意味は、私達が購入・消費している全ての商品・サービスが作られて捨てられるまでの過程(ライフサイクル)で排出された「温室効果ガスの量」を合算した結果得られた全体の量を、二酸化炭素(CO2)量に換算して表示することを言います。

(出所:(社)産業環境管理協会より委託「みずほ情報総研㈱」HPより) 続きを読む