2011年11月11日
やさしい環境用語解説
環境用語で聞きなれないものがいくつかあります。①カーボン・オフセット、②カーボン・クレジット、③カーボン・ニュートラルなどがそれです。
これらは二酸化炭素(CO2)排出に関係するものですが、概ね次のように説明されます。
①カーボン・オフセット(CarbonーOffset)・・排出してしまった二酸化炭素(CO2)を他の方法で埋め合わせる(相殺する=Offsetする)と言う考え方であり、植林、森林保護、クリーンエネルギー事業等がそれに当てはまります。
②カーボン・クレジット(CarbonーCredit)・・京都議定書によって先進国は二酸化炭素排出上限枠が決められ、その枠内に収まる様に各国(企業)が排出削減努力をすることになり、削減効果があって排出枠に余裕の出た国(企業)は排出枠の余裕分(排出削減量証明=クレジット)を売ることが出来、排出枠をオーバーした国(企業)はクレジットを購入して埋め合わせることが出来ると言う考え方です。排出してしまった二酸化炭素を相殺する方法の一つとして考えられたもので、「排出枠」を二酸化炭素排出の相殺とは関係なく、単に「株式」の様に商品として売買して商売しようと言うことではなく、あくまでも排出してしまった二酸化炭素を相殺(Offset)する目的で売買すると言うものです。結果的に削減出来た国(企業)は潤い、削減出来なかった国(企業)はハンディ負うことになって、削減努力をする、ことを狙ったものと言えます。しかし、必ずしも当初の目的通りには行っていないとも言われています。
③カーボン・ニュートラル(CarbonーNeutral)・・二酸化炭素排出量を、何らかの削減努力(又は、クレジットの購入等)によって相殺出来て、「排出量=削減量」となった状態を「カーボン・ニュートラル=炭素中立」と定義しています。

(出所:環境省HP「カーボンオフセットとは」より) 続きを読む
これらは二酸化炭素(CO2)排出に関係するものですが、概ね次のように説明されます。
①カーボン・オフセット(CarbonーOffset)・・排出してしまった二酸化炭素(CO2)を他の方法で埋め合わせる(相殺する=Offsetする)と言う考え方であり、植林、森林保護、クリーンエネルギー事業等がそれに当てはまります。
②カーボン・クレジット(CarbonーCredit)・・京都議定書によって先進国は二酸化炭素排出上限枠が決められ、その枠内に収まる様に各国(企業)が排出削減努力をすることになり、削減効果があって排出枠に余裕の出た国(企業)は排出枠の余裕分(排出削減量証明=クレジット)を売ることが出来、排出枠をオーバーした国(企業)はクレジットを購入して埋め合わせることが出来ると言う考え方です。排出してしまった二酸化炭素を相殺する方法の一つとして考えられたもので、「排出枠」を二酸化炭素排出の相殺とは関係なく、単に「株式」の様に商品として売買して商売しようと言うことではなく、あくまでも排出してしまった二酸化炭素を相殺(Offset)する目的で売買すると言うものです。結果的に削減出来た国(企業)は潤い、削減出来なかった国(企業)はハンディ負うことになって、削減努力をする、ことを狙ったものと言えます。しかし、必ずしも当初の目的通りには行っていないとも言われています。
③カーボン・ニュートラル(CarbonーNeutral)・・二酸化炭素排出量を、何らかの削減努力(又は、クレジットの購入等)によって相殺出来て、「排出量=削減量」となった状態を「カーボン・ニュートラル=炭素中立」と定義しています。

(出所:環境省HP「カーボンオフセットとは」より) 続きを読む