2011年11月05日
CO2排出、世界で昨年伸び最高
2010年の世界全体の二酸化炭素(CO2)排出量は09年と比べて18億8千万トン増え、1年間増加量としては過去最高の伸びを記録したことが、11月3日米エネルギー省のまとめ(速報値)で判ったとのこと。同省は2010年の世界のCO2排出量は335億トンで、前年に比べ5.9%増加し、増加量の多いのは米国と中国で、この2国だけで世界の増加量の半分以上を占めているとしています。又、同省は日本の排出量を09年比6.8%増の11億3900万トンと計算、日本が排出する約1.7倍の量が1年間で増えたことになります。

(米国石炭火力発電所)
AP通信によると、排出量の増加は、今世紀末の平均気温が20世紀末に比べて4℃上がるとした「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の最悪のシナリオ」の想定を上回る勢いで、更なる気温上昇の恐れも出て来ているとしています。
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(米国石炭火力発電所)
AP通信によると、排出量の増加は、今世紀末の平均気温が20世紀末に比べて4℃上がるとした「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の最悪のシナリオ」の想定を上回る勢いで、更なる気温上昇の恐れも出て来ているとしています。
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