2012年06月21日
電力10社が送電網開放!
東京電力など電力10社は一般家庭が太陽光などで発電した電気を「新電力:特定規模電気事業者(PPS)」に送電できるよう、10社の送配電網を使えるようにすると発表しました。
従来PPSは工場の自家発電設備などから電気を買い取り、企業に販売して来ましたが、一般家庭との送配電網の使用が可能となることで、PPSは家庭からの調達が可能となり、課題だった供給力が増強でき、企業向け電力販売の競争促進に繋がりそうとのこと。
電力10社は7月1日から実施可能となるよう、6月20日に経済産業相に「供給約款の特例承認」として申請しました。
(再掲:家庭用太陽光発電所)
従来PPSは工場の自家発電設備などから電気を買い取り、企業に販売して来ましたが、一般家庭との送配電網の使用が可能となることで、PPSは家庭からの調達が可能となり、課題だった供給力が増強でき、企業向け電力販売の競争促進に繋がりそうとのこと。
電力10社は7月1日から実施可能となるよう、6月20日に経済産業相に「供給約款の特例承認」として申請しました。
(再掲:家庭用太陽光発電所)
PPSが家庭で発電した電気を買い取るために、送配電網の利用が可能となれば、契約電力50kw未満の家庭や中小企業が作る電気について、PPSは大手10社に送配電網の使用料金に当たる託送料を払えば買い取ることが出来る様になるとのことで、従来の大手10社の地域独占が一部崩れることにもなり、数歩前進と言えるのではないでしょうか。
Posted by 富士三合目 at 19:24│Comments(0)
│新エネルギー