2012年05月01日
ナトリウムイオン電池に道
東京理科大学がGSユアサと共同で、蓄電池向けの新しい電極材料を開発したとの発表がありました。鉄とマンガンの酸化物で、リチウムイオンの代わりに海水中に大量にあるナトリウムイオンで蓄電し、5年後を目標に工場や、家庭用蓄電池の実用化を目指すとのこと。これが成功すれば、レアメタル(希少金属)のリチウムを使わない蓄電池が出来る画期的な技術となるとのことです。
論文が4月30日英科学誌ネイチャー・マテリアルズ(電子版)に掲載されることになっています。
(出所:ニコニコニュース)
論文が4月30日英科学誌ネイチャー・マテリアルズ(電子版)に掲載されることになっています。
(出所:ニコニコニュース)
今回の発表は電極材料として性能評価したものであり、電極材料としては、リチウムイオン電池の電極材料と同等であることが確認できたとのことであり、今後は、この新電極材料を正極、炭素材料を負極にして電池を作る研究を続け、既存の蓄電池との性能を比較して課題を解決しながら、早ければ5年後の実用化を目指すとのことです。
この新電極材料に関する研究成果は昨年(2011年)7月29日東京理科大学「新技術説明会」において「新しい蓄電デバイス”ナトリウムイオン二次電池”」と言う題名で発表されており、今後は蓄電池の実用化を手助けしてくれる企業を募集したいと表明していますが、GSユアサが共同開発に名乗りをあげたと言うことでしょう。
2011年7月29日に東京理科大学により新技術説明会で配布された資料に興味のある方は下記webサイトを参照下さい。
http://www.jstshingi.jp/abst/p/11/1122/tus01.pdf
この新電極材料に関する研究成果は昨年(2011年)7月29日東京理科大学「新技術説明会」において「新しい蓄電デバイス”ナトリウムイオン二次電池”」と言う題名で発表されており、今後は蓄電池の実用化を手助けしてくれる企業を募集したいと表明していますが、GSユアサが共同開発に名乗りをあげたと言うことでしょう。
2011年7月29日に東京理科大学により新技術説明会で配布された資料に興味のある方は下記webサイトを参照下さい。
http://www.jstshingi.jp/abst/p/11/1122/tus01.pdf
Posted by 富士三合目 at 19:36│Comments(0)
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