2012年04月18日
究極の再生可能エネルギー(R水素)の話
お伽話のような話として「R水素」があります。「R水素」は「Renewable Hydrogen:再生可能 水素」のことであり、現在、科学により正式に定義されたものではなく、一部の「R水素」を推進する団体によって提唱されているものですが、原子力発電所の存続是非が議論されている中で、注目度が高まっている概念です。
水素は最も軽い物質であるため、単体で存在することはなく、他の水素化合物から取り出す必要があります。例えば水(H2O)を電気分解で水素(H2)と酸素(O2)に分解し、ガス(又は高圧下で液体)にしてタンクに貯蔵して利用します。あるいは化石燃料を構成している炭化水素を分解して水素を取り出しますが、副成物として二酸化炭素が発生するため、再生可能エネルギーとは言えません。従ってこの場合は水の電気分解によって得られる水素を「R水素」と言っています。
しかし、どうやって電気分解の電気を作るのかがまた問題です。そこで、自然エネルギーによって発電する電気(太陽光、風力、地熱、小規模水力等)により水を電気分解する訳です。それによって出来た水素をタンクに貯蔵して置き、必要なときに活用することになります。

(出所:ウィキペディア R水素利用の概念図)
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水素は最も軽い物質であるため、単体で存在することはなく、他の水素化合物から取り出す必要があります。例えば水(H2O)を電気分解で水素(H2)と酸素(O2)に分解し、ガス(又は高圧下で液体)にしてタンクに貯蔵して利用します。あるいは化石燃料を構成している炭化水素を分解して水素を取り出しますが、副成物として二酸化炭素が発生するため、再生可能エネルギーとは言えません。従ってこの場合は水の電気分解によって得られる水素を「R水素」と言っています。
しかし、どうやって電気分解の電気を作るのかがまた問題です。そこで、自然エネルギーによって発電する電気(太陽光、風力、地熱、小規模水力等)により水を電気分解する訳です。それによって出来た水素をタンクに貯蔵して置き、必要なときに活用することになります。

(出所:ウィキペディア R水素利用の概念図)
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2012年04月16日
御殿場市の「春耕道しるべ」(2)
前回の続きで、御殿場市の「春耕道しるべ」探索記です。
滝ケ原の「長井酒店前」No20と「佐藤洋服店横」No21の続きは同じく滝ケ原地区の「瀧ケ原不動尊」にあるNo23、24、25の3基です。元は別の場所にあったものを、ゴルフ場開発や、道路拡張工事等で移動せざるを得なくなり、春耕さんゆかりの瀧ケ原不動尊に移設したとのことです。

(春耕さんゆかりの「瀧ケ原不動尊」石碑)


(灯篭が「春耕燈」となっています)

(瀧ケ原不動尊の由来を彫った顕彰碑 春耕さんを顕彰しています)

(3基並んで建っている 字は薄くて読取りにくい)
左から一番大きいNo25、No23、No24となっています。

No25・・富士山頂へ三里三十一丁半 一里松へ二十一丁半 馬返へ一里十四丁 昼食場へ一里二十七丁半 太郎坊へ一里三十二丁 二合へ二里十二丁半 二合二勺へ二里二十二丁 二合五勺へ二里二十六丁 三合へ二里三十三丁半 四合へ三里二丁半 五合へ三里九丁 六合へ三里十四丁半 七合へ三里十八丁 七合五勺へ三里二十一丁 八合へ三里二十八丁半 九合へ三里三十丁
No25は「富士山里程の道しるべ」と言われている様です。又、裏面には春耕さんが「道しるべと瀧ケ原不動尊」を建立するに至った趣旨を刻んでいます。

No23・・右だんごう 左十りぎ

No24・・左指差し←すばしり
瀧ケ原不動尊のお祭りは毎年4月末に地元の人達と、仁藤家の春耕さんゆかりの人達で行われているとのことなので、もう直ぐ行われることでしょう。
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滝ケ原の「長井酒店前」No20と「佐藤洋服店横」No21の続きは同じく滝ケ原地区の「瀧ケ原不動尊」にあるNo23、24、25の3基です。元は別の場所にあったものを、ゴルフ場開発や、道路拡張工事等で移動せざるを得なくなり、春耕さんゆかりの瀧ケ原不動尊に移設したとのことです。
(春耕さんゆかりの「瀧ケ原不動尊」石碑)
(灯篭が「春耕燈」となっています)
(瀧ケ原不動尊の由来を彫った顕彰碑 春耕さんを顕彰しています)
(3基並んで建っている 字は薄くて読取りにくい)
左から一番大きいNo25、No23、No24となっています。
No25・・富士山頂へ三里三十一丁半 一里松へ二十一丁半 馬返へ一里十四丁 昼食場へ一里二十七丁半 太郎坊へ一里三十二丁 二合へ二里十二丁半 二合二勺へ二里二十二丁 二合五勺へ二里二十六丁 三合へ二里三十三丁半 四合へ三里二丁半 五合へ三里九丁 六合へ三里十四丁半 七合へ三里十八丁 七合五勺へ三里二十一丁 八合へ三里二十八丁半 九合へ三里三十丁
No25は「富士山里程の道しるべ」と言われている様です。又、裏面には春耕さんが「道しるべと瀧ケ原不動尊」を建立するに至った趣旨を刻んでいます。
No23・・右だんごう 左十りぎ
No24・・左指差し←すばしり
瀧ケ原不動尊のお祭りは毎年4月末に地元の人達と、仁藤家の春耕さんゆかりの人達で行われているとのことなので、もう直ぐ行われることでしょう。
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2012年04月15日
御殿場市の「春耕道しるべ」
富士市内にある38基(裾野市の忠ちゃん牧場も含む)は確認済みでしたが、残る裾野市(須山)と御殿場市(印野、滝ケ原、水土野上)の14基の探索確認を始めました。土地勘のない場所なので、先ず裾野市須山の第46号が判り易いのではないかと思い行って見ましたが、「春耕道しるべ」の本に書かれていた、須山交差点の須山食堂前には見当たらず、今回は断念しました。
続いて御殿場市立印野小学校内の郷土資料館・記念館前にあると言われる4基を探しに行きました。最近休日の学校内には入れないところが多いですが、幸い、郷土資料館の場所には入ることが出来て4基と対面し感激でした。





(印野小学校内郷土資料館・記念館前にある「春耕道しるべ」
左からNo49、No52、No50、No51となります。

No49・・右やまみち、左十りぎみち

No52・・右いんのみち

No50・・右いたづまみち、左いんのみち

No51・・右指差し→ぐんないみち、をぎわらへ
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続いて御殿場市立印野小学校内の郷土資料館・記念館前にあると言われる4基を探しに行きました。最近休日の学校内には入れないところが多いですが、幸い、郷土資料館の場所には入ることが出来て4基と対面し感激でした。
(印野小学校内郷土資料館・記念館前にある「春耕道しるべ」
左からNo49、No52、No50、No51となります。
No49・・右やまみち、左十りぎみち
No52・・右いんのみち
No50・・右いたづまみち、左いんのみち
No51・・右指差し→ぐんないみち、をぎわらへ
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2012年04月14日
HEMSとは?
HEMSとは「ホーム・エネルギー・マネジメント・システム」のことで、IT(情報技術)によって住まいをスマートハウス(賢い住宅)にすることだそうです。最近急速に進化している最先端省エネ住宅で、住宅メーカーはこのHEMSを搭載することによって「ゼロエネルギー住宅」を顧客に提供することを目指しているとのことです。

(出所:資源エネルギー庁「エネルギー白書(2006年度版)」 HEMSの概要)
イメージとしては、家庭内の各種家電製品、太陽光発電システム、蓄電池などの創エネ、蓄エネ設備等と外部の電力網、情報網とを繋げたエネルギーの管理システムで、家庭内のエネルギーを管理し、最適化を実現するシステムです。
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(出所:資源エネルギー庁「エネルギー白書(2006年度版)」 HEMSの概要)
イメージとしては、家庭内の各種家電製品、太陽光発電システム、蓄電池などの創エネ、蓄エネ設備等と外部の電力網、情報網とを繋げたエネルギーの管理システムで、家庭内のエネルギーを管理し、最適化を実現するシステムです。
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2012年04月12日
日立製作所がレアアース不要のモーター開発
日立製作所」は4月11日レアアース(希土類)を使わない省エネ型の産業用モーターを開発したと発表しました。世界生産の9割を占める中国の輸出規制等で安定調達が難しくなっているレアアース(ネオジム、ジスプロシウム等)を不要とする高効率モーターで、工場やビルの送風機、ポンプ等に使用する中型の産業用モーターとして、出力11kw高効率永久磁石同期モーターを試作し、製品化は2014年を目指しているとのことです。

(出所:NHKニュース 日立製作所が発表したレアアース不要モーターの試作機)
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(出所:NHKニュース 日立製作所が発表したレアアース不要モーターの試作機)
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