2011年10月20日
自然エネルギー「海洋温度差発電」実証試験始まる
佐賀大学と神戸製鋼所が共同で海水の温度差を利用して発電する「海洋温度差発電」の実証試験に乗り出すことを発表しました。問題の発電単価は出力1万kwの規模で20円/kwh程度になる様な次世代技術です。
佐賀大学は1994年に新しい海洋温度差発電サイクル(ウエハラサイクルと呼ばれる)を国際学会で上原教授が発表して以来研究を続けており、今回実証試験に乗り出すところまで来た訳です。民間企業などではなかなか続けられない地道な研究が実を結びつつあると言うことでしょうか。
海洋温度差発電の発電原理は海洋表面の温かい海水で沸点の低いアンモニア(沸点:マイナス33.34℃)の蒸気を発生させてタービンを回して電力を生み出し、余った蒸気は海洋の深層(水深1,000m)の冷たい海水で冷やして再利用する。

(海洋温度差発電の原理:佐賀大学ホームページより)
佐賀大学は神戸製鋼所のチタン材料を使って発電装置の心臓部となる熱交換器の効率化を進め、装置全体のコストダウンを目指すとのこと。
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佐賀大学は1994年に新しい海洋温度差発電サイクル(ウエハラサイクルと呼ばれる)を国際学会で上原教授が発表して以来研究を続けており、今回実証試験に乗り出すところまで来た訳です。民間企業などではなかなか続けられない地道な研究が実を結びつつあると言うことでしょうか。
海洋温度差発電の発電原理は海洋表面の温かい海水で沸点の低いアンモニア(沸点:マイナス33.34℃)の蒸気を発生させてタービンを回して電力を生み出し、余った蒸気は海洋の深層(水深1,000m)の冷たい海水で冷やして再利用する。

(海洋温度差発電の原理:佐賀大学ホームページより)
佐賀大学は神戸製鋼所のチタン材料を使って発電装置の心臓部となる熱交換器の効率化を進め、装置全体のコストダウンを目指すとのこと。
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