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2012年05月28日

次世代エコカーの本命は燃料電池車?

政府は次世代エコカーの本命と言われる」燃料電池車の燃料を供給する「水素ガスステーション」の整備に乗り出すとの新聞報道(5/26付日経新聞朝刊)がありました。

燃料電池車は水素と酸素の反応により電気エネルギーを取り出す(水の電気分解の逆反応)もので、排気ガスは水蒸気のみであり、又、電気自動車と比較しても数々の長所があり、将来の自動車の本命と見られているものです。

燃料電池車と電気自動車の比較
1)走行距離    ・・燃料電池車:◎、  電気自動車:△
2)充填(充電)時間・・燃料電池車:◎、  電気自動車:×~□
3)車両コスト     ・・燃料電池車:△~□、 電気自動車:□
4)インフラ整備状況 ・・燃料電池車:×~□、 電気自動車:〇
(注)評価は優れている順に◎→〇→□→×とした

日本ではハイブリッド車や電気自動車が先行していますが、独・米・韓国では燃料電池車に本腰を入れて開発しており、これに後れを取らないよう、実用化の後押しをし、エコカー分野での日本の技術的優位性を保つネライがある様です。

次世代エコカーの本命は燃料電池車?
(出所:ウィキペディア 水素ガスステーション 普通のガソリンスタンドと変わりがない)
夢の様な燃料電池車でも現状では未だ大きな課題があります。それは、水素ガスが天然には存在せず、水や化石燃料等の分子から水素単体として取り出さなくてはならないからです。水から取り出すには何らかのエネルギーが必要ですし、化石燃料(例えば天然ガス=メタンガス)から取り出すには二酸化炭素が副産物として排出してしまいます。バイオマスから取り出せば、カーボンオフセットはされますが、微生物反応等では反応時間が遅いために、産業として利用するにはまだまだです。従ってカーボンオフセットされ、且つ産業として成り立つような水素を単体で取り出し、安全に貯蔵する技術確立が今後も必要ですが、国際競争は待っていてくれないので、見切り発車として、先ず「水素ガスステーション」を市街地にも設置できる様、規制緩和し、燃料電池車の普及を後押しすると言うことでしょう。

次世代エコカーの本命は燃料電池車?
(出所:再掲 ホンダホームページ ホンダの燃料電池車)



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