2011年05月12日
(速報)富士市が津波対策訓練実施予定発表
5月10日(火)鈴木富士市長の定例記者会見で5月21日(土)午前10時から津波対策訓練を行うとの発表があった様です。実施区域は平成13年5月静岡県発表の第3次東海地震津波浸水想定区域全域との事です。これは以前本ブログでも書きましたが、想定マグニチュード8程度」による浸水想定です。
東海、東南海、南海地震が連動するともっと大きな津波になるとは予想されますが、現在県の方でも至急見直している様ですので、とりあえずはこの想定で仕方ないかも知れません。避難場所までの避難時間も計測されるとの事です。
避難訓練は静岡県(富士市)作成の第3次津波想定ハザードマップを元にして行われる様ですので、ハザードマップが重要になりますね。対象地域では町内やご家庭でもハザードマップを作って見るのが良いかもしれません。最近ではネットでも、「家庭で作るハザードマップ」と言う親切なものがあり、親子で一緒に作れば、家庭の良い防災教育にもなると思います。ただその場合の被害想定条件が低すぎると折角のハザードマップが実際には「想定外」となってしまう可能性があるので、早く県(又は研究機関等)の見直し想定条件が出てくることを期待します。
もう一つ、対象地域内の鉄筋コンクリート3階建て以上の建物も調査され、想定避難場所候補にするとの事なので、こちらの方への期待大です。地震発生から津波襲来まで5分以内とすれば、迅速に避難出来たとしても、概ね500m以内でしょうから、その範囲内に避難可能な頑丈で高い建物があるか否かは大変重要と思います。町内やご家庭で作るハザードマップに書き込める建物候補が幾つかあることを切に祈る次第です。
この訓練で一つ気になるのは、河川(特に富士川)の津波遡上(逆流)がどの程度織込まれているかです。東日本大震災では、津波の逆流が約40kmもあり、河口から5kmも離れた小学校で被災していることを考えると、河川の逆流も「想定内」にしておく必要があると思います。今回の訓練が「想定内」であれば良いのですが・・。
避難訓練は静岡県(富士市)作成の第3次津波想定ハザードマップを元にして行われる様ですので、ハザードマップが重要になりますね。対象地域では町内やご家庭でもハザードマップを作って見るのが良いかもしれません。最近ではネットでも、「家庭で作るハザードマップ」と言う親切なものがあり、親子で一緒に作れば、家庭の良い防災教育にもなると思います。ただその場合の被害想定条件が低すぎると折角のハザードマップが実際には「想定外」となってしまう可能性があるので、早く県(又は研究機関等)の見直し想定条件が出てくることを期待します。
もう一つ、対象地域内の鉄筋コンクリート3階建て以上の建物も調査され、想定避難場所候補にするとの事なので、こちらの方への期待大です。地震発生から津波襲来まで5分以内とすれば、迅速に避難出来たとしても、概ね500m以内でしょうから、その範囲内に避難可能な頑丈で高い建物があるか否かは大変重要と思います。町内やご家庭で作るハザードマップに書き込める建物候補が幾つかあることを切に祈る次第です。
この訓練で一つ気になるのは、河川(特に富士川)の津波遡上(逆流)がどの程度織込まれているかです。東日本大震災では、津波の逆流が約40kmもあり、河口から5kmも離れた小学校で被災していることを考えると、河川の逆流も「想定内」にしておく必要があると思います。今回の訓練が「想定内」であれば良いのですが・・。
Posted by 富士三合目 at 14:14│Comments(0)
│津波・地震避難訓練