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2012年05月09日

広報ふじの「富士市温暖化対策補助制度」について

今日、各戸に配布された「広報ふじ」に「富士市温暖化対策補助制度」の内容が詳しく掲載されています。これはさる3月23日にロゼシアターにて国・県・市の「平成24年度地球温暖化対策事業説明会」で説明された内容の内、富士市の事業に関するものです。

広報ふじの「富士市温暖化対策補助制度」について
(広報ふじ5/5号 No.1031)

この中で若干判りにくい表現がありますが、市の広報なので、具体的な商品名やメーカー名を出しにくいためと思われます。
詳しくは市の環境総務課に問い合わせるのが適当ですが、筆者の理解するところで簡単な解説を加えて見たいと思います。

構成は
(1)事業者向け「中小企業者温暖化対策事業費補助金(新設)
・新エネルギー設備や省エネルギー設備の導入に対して補助金が交付されます。
①新エネルギー設備とは・・政令により指定された、太陽熱利用、地熱発電、風力発電、太陽光発電などを行うための設備で、外部へのエネルギー供給を行うもの→(筆者注)政令ではこの他に「雪氷熱利用」、「バイオマス発電」、「バイオマス熱利用」、「バイオマス燃料製造(アルコール燃料、バイオディーゼル、バイオガスなど)」、「塩分濃度差発電」、「温度差エネルギー」、「未利用水力を利用する水力発電(出力1000kw以下のものに限る)」などがあります。
②省エネルギー設備とは・・富士市環境アドバイザーによる(無料)診断、又は国・県が実施する無料省エネルギー診断に基づく設備
→(筆者注)無料診断を受けて省エネルギー設備と認定されたものが対象となるので、省エネ診断を受けることが必須要件。
・補助金の対象となる事業は次の通り
①温室効果ガス総排出量を10%以上削減する事業→(筆者注)上記いずれかの無料省エネ診断を受けると明らかになる。
②温室効果ガス排出削減量が年5トン以上の事業→(筆者注)上記と同じ
③売電を目的とする事業→(筆者注)自家消費目的のものは対象外
④富士市環境エネルギー推進協議会が推奨する機器を導入する事業→(筆者注)推奨されるには富士市に審査を申請し、審査の結果、「推奨機器」に認定される必要があります。
(補助金額についてはここでは省略)

(2)市民向け「市民温暖化対策事業費補助金(新設)
・補助金対象事業になるには次の「A」と「B,C,Dのいずれか」と組み合わせて実施する事業
(A)太陽光発電システム・・最大出力3kw以上で、発生した電気を電力会社へ供給できる状態にあるもの
(B)高効率給湯器
①次世代型ソーラーシステムによる給湯器・・住宅の屋根などに設置し、太陽熱を利用する設備で、下記の条件に合致するもの
・強制循環方式であること
・集熱器と蓄熱槽が分離されているものであること
・集熱器の面積が3平方メートル以上であること
・補助熱源器が一次エネルギー比90%以上の熱利用効率であること
・財団法人ベターリビングによる優良住宅部品の認定を受けていること
・製造者等が7年以上の長期保証制度を有していること
②潜熱回収型給湯器(熱利用効率が90%以上)→(筆者注)いわゆる「エコジョーズ」と言われるガス給湯器で、高温排気から一次(顕熱)交換器で回収し切れなかった高温水蒸気を二次(潜熱)交換器に通して熱エネルギーを回収するもので、通常熱利用効率は90%以上になる。
③ヒートポンプ式給湯器(通年エネルギー消費効率が3.0以上のもの)→(筆者注)いわゆる「エコキュート」と言われる電気式給湯器で熱媒に二酸化炭素を使用している
④家庭用ガスコージェネレーションシステム(ガスエンジン方式、燃料電池方式)→(筆者注)いわゆる「エコウィル」と言われるガスエンジンによる発電・熱併用システムと、いわゆる「エネファーム」と言われるガスを利用した燃料電池による発電・熱併用システムがある。
(C)節電改修・・総額10万円以上の次に掲げる改修事業
①断熱窓・・複層ガラスへの交換、内窓の増設、窓の交換等
②高効率空調機・・統一省エネラベル制度最高評価のエアコン
③高効率照明・・高効率蛍光灯器具(統一省エネラベル制度最高評価のもの)、LED照明器具に変更するもの
(D)クリーンエネルギー自動車
①電気自動車
②プラグインハイブリッド自動車・・コンセントから差込プラグを用いて直接バッテリー充電できるハイブリッド自動車
(補助金額についてはここでは省略)

(3)市民向け次世代型ソーラーシステム設置費補助金
・既に高効率給湯器を導入している住宅に、強制循環型太陽熱利用システム(次世代型ソーラーシステム)を追加する事業を対象とする。
(補助金額についてはここでは省略)

専門用語で説明されているため、判りにくい部分もありますが、詳しくは、市役所環境総務課に問い合わせると良いでしょう。



 MKビジネスサポート
 Email:mk.bs@kmail.plala.or.jp

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Posted by 富士三合目 at 00:37│Comments(0)環境・地球温暖化
 
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