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2011年10月04日

海藻からプラスチック素材開発

北海道立工業技術センターと東京工業大学はほとんど食用にしない海藻(アオサ、チガイソなど)から医療材料などに使用されるプラスチック素材の「ポリ乳酸」を生成する技術を共同開発したと発表しました。

同センターによれば、ポリ乳酸はトウモロコシなどの食料から合成するため、原料価格が不安定であるが、ほとんど食用にしない海藻を原料として実用化出来れば、原料価格の安定化が期待されるとのこと。

ポリ乳酸は体内や土中で自然に分解される環境にやさしい物質で「生分解性ポリマー」とも言われており、多くが手術の際の縫合糸など医療材料となっている。

海藻からプラスチック素材開発
    (アオサ)



同センターはほとんど食用にしない「アオサやチガイソ」などの海藻資源の有効利用に着目し、これら海藻に酵素と乳酸菌を加えて乳酸を生成、触媒を用いてポリ乳酸の化学合成に成功した。

合成したポリ乳酸を精製し、触媒を取り除き、純度を高めると医療材料となる。同センターは純度を高める新技術を実験中で、成功すれば従来より低コストで販売できると言う。又、昆布の廃棄物でも実験を進めているとのこと。

原料となる「アオサやチガイソ」はほとんど食用にしない上に、異常発生で問題となったり、養殖昆布の育成を阻害するなど、むしろ一部ではやっかいものとなっており、又、日本は海洋国で原料としては豊富にあることから、今後に期待されます。

尚、ここで「ほとんど食用としない」と言うのは「産業として」の意味合いであり、海辺の海鮮料理などで積極的に食用としているところもあり、その点はご容赦下さい。

海藻からプラスチック素材開発
    (チガイソ)



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Posted by 富士三合目 at 02:32│Comments(0)ビジネス
 
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