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2011年09月01日

東芝・日立・ソニー「液晶首位連合」官が主導

国内大手メーカーがしのぎを削って熾烈な国内シェア争いをしている間にガラパゴス化して、世界市場では負けてしまうパターンが指摘されていましたが、今回は、官(官民ファンドの「産業革新機構」)が2500億円の資金を投入して、東芝・日立・ソニーの3社が中小型液晶パネル事業の統合会社(ジャパンディスプレイ)を設立するとの発表がありました。

東芝・日立・ソニー「液晶首位連合」官が主導
(産経新聞写真提供)
現状の中小型液晶パネルの世界シェアは
①シャープ(日):14.8%
②サムスン電子(韓):11.9%
③奇美電子(台):11.7%
④東芝(日):9.2%
⑤友達光電(台):7.1%
⑥日立(日):6.3%
⑦ソニー(日):6.1%
⑧LGディスプレイ(韓):5.8%
(以上日経新聞より)
となっており、今回4、6、7位連合でトータルシェアは21.6%で第1位となります。現在世界首位のシャープは、「中小型で他社と組む必要性を感じない」として独自路線を行くようですが、大型液晶パネルや、携帯電話等の他の産業分野では、国内競争で体力を消耗し、且つガラパゴス化している間に、中国、韓国企業等にシェアを奪われてしまった例は沢山あります。

日立の中西宏明社長は日経新聞のインタビューで「日本の産業は国内競争で体力を消耗してきた。これからは力を合わせて盛り上げてゆきたい。」と強調しています。また、「産業革新機構」の能見公一社長は「今なら先端技術が国内にあり、事業統合で国際競争力を高められる。」と説明しているとのこと。やや遅きに失した感はありますが、今からでも頑張ってもらいたいと思います。





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Posted by 富士三合目 at 21:56│Comments(0)ビジネス
 
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