2011年08月07日
きょうは何の日?
56年前、1955年の今日、国産初の「トランジスタラジオ」が発売されたのだそうです。(8月7日日経新聞)
当時未だ社名が「東京通信工業」であった会社から発売され、米国輸出向けブランドとして「SONY」と名付けられて爆発的に売れ、3年後には会社名が「ソニー株式会社」となり、現在に至っていると言うソニー社の歴史の一コマです。
当時未だ社名が「東京通信工業」であった会社から発売され、米国輸出向けブランドとして「SONY」と名付けられて爆発的に売れ、3年後には会社名が「ソニー株式会社」となり、現在に至っていると言うソニー社の歴史の一コマです。
改めてソニー㈱社の「Sony History」を拝見すると、創業者の「井深 大」氏をはじめとするソニー社立ち上げに関わった人達の開拓者精神に深く敬意を表さずにはいられません。
日本の企業が世界に向かって「技術の日本ブランド」を浸透させていった時代から、未だ50年しか経っていないのですが、中国、韓国等に追い上げられている(あるいは一部追い抜かれている)現状で、もう一度、「日本創業の時期」に来ているのだと思います。
日本が総力を挙げて、もう一度「日本創業」に向かわなければいけないのではないでしょうか。東京通信工業が「トランジスタラジオ」を米国に輸出した頃は「外貨持出し制限」があって、「ドル」が自由に使えない、いろいろな制約条件のある中で、「SONY」ブランド拡大努力をしているわけです。
当時、日本メーカーが、米国で物を売る場合は、米国社のブランドで売るのが常であった(それでないと売れなかった)のを、「SONY」ブランドを50年後には、世界のブランドにしてみせるとの意気込みで、敢えてそれをしなかった、そして、10年後には既に「SONY」を世界ブランドに育て上げた日本人達がいたのです。
(尚、その後、ゲーム機やゲームソフトの開発に方向転換したソニー社を私個人としては残念に思っているのですが・・。)
現在日本企業が、中国、韓国等にコスト競争力で負けてしまって、事業が成り立たないから、企業を売り、ブランドを売り、海外に出てゆくしかやりようはないのか、あるいは、海外事業との連結決算で企業収益さえ上がれば国内は空洞化してしまっても良いのか、もう一度われわれ日本人は踏み留まって、この国の行く末を考える時だと思います.
日本の企業が世界に向かって「技術の日本ブランド」を浸透させていった時代から、未だ50年しか経っていないのですが、中国、韓国等に追い上げられている(あるいは一部追い抜かれている)現状で、もう一度、「日本創業の時期」に来ているのだと思います。
日本が総力を挙げて、もう一度「日本創業」に向かわなければいけないのではないでしょうか。東京通信工業が「トランジスタラジオ」を米国に輸出した頃は「外貨持出し制限」があって、「ドル」が自由に使えない、いろいろな制約条件のある中で、「SONY」ブランド拡大努力をしているわけです。
当時、日本メーカーが、米国で物を売る場合は、米国社のブランドで売るのが常であった(それでないと売れなかった)のを、「SONY」ブランドを50年後には、世界のブランドにしてみせるとの意気込みで、敢えてそれをしなかった、そして、10年後には既に「SONY」を世界ブランドに育て上げた日本人達がいたのです。
(尚、その後、ゲーム機やゲームソフトの開発に方向転換したソニー社を私個人としては残念に思っているのですが・・。)
現在日本企業が、中国、韓国等にコスト競争力で負けてしまって、事業が成り立たないから、企業を売り、ブランドを売り、海外に出てゆくしかやりようはないのか、あるいは、海外事業との連結決算で企業収益さえ上がれば国内は空洞化してしまっても良いのか、もう一度われわれ日本人は踏み留まって、この国の行く末を考える時だと思います.
Posted by 富士三合目 at 23:01│Comments(0)
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