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2011年07月17日

連休中のショッキングなニュース

今日の日経新聞朝刊にちょっとショッキングな記事が幾つか載っています。

1)日本の稼ぎ頭「車・造船・電機」韓国企業シェア奪う
2)「中国版新幹線、日中の火種に」「独自開発と特許出願」「先端技術守りに甘さも」

原発事故だ、節電だ、と日本国内で右往左往している間に、日本の近隣諸国では確実に何かが起こり、日本の国力が衰えつつある危機感を感じます。

1)日本の稼ぎ頭「車・造船・電機」韓国企業シェア奪う
(日本企業の6重苦)
①産業用電力料金は韓国が日本の4割程度(再生可能エネルギー法案が成立すれば更に高くなる。)、且つ、日本は電力不足。
②日本は韓国よりも重い税負担・・法人課税の実効税率は韓国が24%、日本は約40%
③日本は円高、韓国はウォン安・・海外の客がドル建で同じ物を購入すれば、日本製品は3割高くなる。
④通商政策の出遅れ(例:自由貿易協定(FTA)・・韓国は7月から欧州連合(EU)との間で発効。関税引き下げで価格競争力が更に高まる。
⑤温暖化ガス削減の圧力・・※25%削減宣言、脱原発宣言(思い付き先行に対する具体的方策希薄。)
⑥製造業の雇用形態をめぐる規制強化。
これに加えて韓国製品の品質が向上し、日本製品並になりつつある。
(注)※印の部分は筆者加筆

2)中国版新幹線、日中の火種に
①中国で6月末開業した北京・上海高速鉄道(中国版新幹線)の車両の一部は日本の技術をベースにするが、中国側は最新車両について独自開発を主張し、高速鉄道受注合戦が始まった米国などで、特許申請手続き(21件)を始めた。
②技術を供与した川崎重工業は海外で特許出願していない。(川崎重工業は「中国国有車両大手南車集団」と技術供与契約)
③一方「中国国有車両大手北車集団」と技術供与契約を結んだ、「ドイツ・シーメンス社」は米国などで特許申請済み、中国側に供与した技術の扱いは「契約で全て明確にしている」
④シーメンスの技術力と北車のコスト競争力を組み合わせ、米国で車両受注を狙うとの見方も浮上する。
⑤「技術供与の場合は特許出願でそれを守っておくのが一般的」で、「川重に甘さがあった可能性がある」と指摘されている。

原発や新幹線技術等のインフラ産業技術輸出は政府も乗り出した大型プロジェクトのはずであったが、このありさまでは、いつの間にか「裸の王様」になっているのではないか、「しっかりしよう、日本!!」と言いたい。

とはいえ、嘆いてばかりでは仕方ない。この際、明朝行われる女子サッカーワールドカップ決勝の「なでしこ・ジャパン」に絶大なる声援を送りたい!!





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Posted by 富士三合目 at 13:32│Comments(0)ビジネス
 
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