2011年06月28日
節電特集(8)「過度の節電要注意!!」
日本の高齢化率(全人口に占める65歳以上の割合)は23.1%で、そのうち独居は約16%とのこと。6月27日(月)日経新聞夕刊では、「節電弱者を守れ」「高齢者の熱中症に懸念」との見出しで大きく取り上げています。
私も既に23.1%に含まれる一人ですが、高齢者という感覚にはなれません。多分70歳を超えた方々もそのような気持ちではないでしょうか。そして、「節電」といえば、「昔はエアコンなど無くても暮らせた!」とエアコンを使わず頑張ってしまう人も居るでしょう。
しかし、昔とは日本の住宅状況も変り、機密性や断熱性が良くなっていますし、又、平均気温も確実に上昇傾向(富士市では1981~1990年平均気温15.2℃に対し、1997~2006年平均気温16.3℃で1.1℃上昇しているとのこと)にあり、昔と同じではないのです。昔の日本家屋の様に隙間だらけで、風通しの良い家ではなく、閉め切れば熱は逃げないし、窓を開ければ40℃前後の外気が流れ込んで来るのです。
私も既に23.1%に含まれる一人ですが、高齢者という感覚にはなれません。多分70歳を超えた方々もそのような気持ちではないでしょうか。そして、「節電」といえば、「昔はエアコンなど無くても暮らせた!」とエアコンを使わず頑張ってしまう人も居るでしょう。
しかし、昔とは日本の住宅状況も変り、機密性や断熱性が良くなっていますし、又、平均気温も確実に上昇傾向(富士市では1981~1990年平均気温15.2℃に対し、1997~2006年平均気温16.3℃で1.1℃上昇しているとのこと)にあり、昔と同じではないのです。昔の日本家屋の様に隙間だらけで、風通しの良い家ではなく、閉め切れば熱は逃げないし、窓を開ければ40℃前後の外気が流れ込んで来るのです。
昨年の全国での熱中症死者1718人のうち、約8割は65歳以上、場所別では「自宅・庭」が45.6%とのこと。決して炎天下で無理をしたわけではなく、ごく日常的な生活の中で、知らず知らずに熱中症になっているのです。
国民として出来るだけ「節電」に協力はするとしても、「エアコンを使うのは悪」と言うような風潮は作ってはいけないと思います。
私は「元気な高齢者」の一員として、無理に我慢するのではなく、「節度ある節電」を心掛けたいと思っています。
今回は総務省消防庁の熱中症予防キャンペーンを紹介します。
これは現実に、「熱中症患者」を救急車で運んでいる部署の情報ですから、説得力があります。
下記webサイトをクリックして見て下さい。
http://www.fdma.go.jp/html/data/tuchi2306/pdf/230614-1.pdf
国民として出来るだけ「節電」に協力はするとしても、「エアコンを使うのは悪」と言うような風潮は作ってはいけないと思います。
私は「元気な高齢者」の一員として、無理に我慢するのではなく、「節度ある節電」を心掛けたいと思っています。
今回は総務省消防庁の熱中症予防キャンペーンを紹介します。
これは現実に、「熱中症患者」を救急車で運んでいる部署の情報ですから、説得力があります。
下記webサイトをクリックして見て下さい。
http://www.fdma.go.jp/html/data/tuchi2306/pdf/230614-1.pdf
Posted by 富士三合目 at 06:00│Comments(2)
│省エネ・節電
この記事へのコメント
おはようございます!
我が家にも4歳の娘がいますので
今季の熱中症対策についての記事は興味深いです
節電も健康だから出来ることなんですよね、、
我が家にも4歳の娘がいますので
今季の熱中症対策についての記事は興味深いです
節電も健康だから出来ることなんですよね、、
Posted by ぐるんぱ@
at 2011年06月29日 09:01

ぐるんぱ 様
遠くから(?)コメント頂き有難うございます。
お年寄りと小さなお子さんは暑さに対する感覚と
反応が弱いので、知らないうちに熱中症にかかって
しまうことがあるようですね。
どうか可愛い娘さんを守ってあげて下さい。
遠くから(?)コメント頂き有難うございます。
お年寄りと小さなお子さんは暑さに対する感覚と
反応が弱いので、知らないうちに熱中症にかかって
しまうことがあるようですね。
どうか可愛い娘さんを守ってあげて下さい。
Posted by 富士三合目 at 2011年06月29日 11:12