アクセスカウンタ

環境・地球温暖化防止

省エネ・節電 情報箱!

春耕道しるべウォーキング

富士山麓 湧水めぐり!


ジオターゲティング


読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
QRコード
QRCODE
Information
静岡県東部・伊豆 ブログポータルサイト イーラ・パーク
 

2011年05月01日

もうちょっとブレーク(黄色いリボン)

今日は「ちょっとブレーク」の続きで「もうちょっとブレーク」です。カップ 02カップ 02

前回西部劇の話が出たので止まらなくなりました。
「黄色いリボン」と言うのはジョン・フォード監督(1949年西部劇)ジョン・ウェイン、ビクター・マクラグレン、ジョン・イーガー、ハリー・ケリーjr、ジョーン・ドルー出演の有名な「騎兵隊3部作」の一つですね。映画の中に出てくる主題歌「黄色いリボン」は、私の子供の頃日本でも大流行しました。

もうちょっとブレーク(黄色いリボン)
この映画は黄色いリボンを着けた女性(ジョーン・ドルー)をめぐる若い将校二人(ジョン・イーガー、ハリー・ケリーjr)の恋の張り合いと、定年退役まで残り6日となった騎兵隊隊長(ジョン・ウェイン)と鬼軍曹(ビクター・マクラグレン)のコンビを対比させて進行して行く、ほのぼのとした西部劇でした。




映画の題名となっている「黄色いリボン」は若い女性が愛しい人の無事を祈って着けるものらしいですが、相手が誰とは言わないので、騎兵隊の中では「自分のために」と思い込む者もいて、張り合いになるわけです。一方、ベテラン隊長とベテラン鬼軍曹はあと6日平穏に過ごせれば、無事退役となるのですが、周りの情勢はそうも言って居れない厳しい状況が続きます。

私が最初にこの映画を見たのは未だ二十歳前だったので、若い二人の将校と黄色いリボンの女性の方に目が行っていましたが、今になれば、退役間近のベテラン隊長がカレンダーの退役の日を丸で囲み、毎朝今日の日に×を付ける気持ちが良く判ります。そう言う意味でも、この映画はベテラン・若手両方の観客がウルウルする様な内容になっていて、名作だと思います。

若い二人は、先住民(昔はインディアンと表記していた)との戦いの殿軍となる際に、黄色いリボンを渡された方でケリがつき、又、二人とも一人前の将校に育って行くのですが、ベテラン隊長は引き続き「先住民(インディアン)偵察役」として嘱託で軍に残る事になりました。この辺も今の世相と左程変わりはありません。又、ベテラン鬼軍曹は揉め事や、命に係る出撃をしなくても済む様に、上官の計らいで営倉に入れられ、無事退役を迎えました。

この他にも南北戦争時、南軍の将軍だった人が、戦争に負けて北軍騎兵隊の二等兵になっていて、昔の部下達が誇りを失わない様に頑張ったり、思いやる姿等も胸に響きます。ジョン・フォード監督の映画は、この様に人々の心を和ませる、人に対する暖かさや優しさが、セリフで言わず、さりげない動作の中に満ち溢れていて、私はとても好きです。

日本映画の中にも、山田洋次監督、高倉健、賠償千恵子、武田鉄矢、桃井かおりさん出演の「幸せの黄色いハンカチ」と言う映画がありましたね。西部劇ではないけれど、素敵な映画でした。 では又、サヨウナラ。 足跡





 MKビジネスサポート
 Email:mk.bs@kmail.plala.or.jp

まち工場ビフォアアフター
同じカテゴリー(映画の楽しみ)の記事画像
映画「The Vow (邦題:君への誓い」
映画「めぐり逢えたら」
「リオ・グランデの砦」考(映画の楽しみ方)
「子はかすがい?」(その2)
吉永小百合さん「映画のいやし、励まし」について語る
腰を据えて「いとしのクレメンタイン」
同じカテゴリー(映画の楽しみ)の記事
 映画「The Vow (邦題:君への誓い」 (2012-06-04 10:54)
 映画「めぐり逢えたら」 (2012-06-02 03:26)
 「リオ・グランデの砦」考(映画の楽しみ方) (2011-05-20 21:48)
 「子はかすがい?」(その2) (2011-05-18 17:41)
 吉永小百合さん「映画のいやし、励まし」について語る (2011-05-14 23:25)
 腰を据えて「いとしのクレメンタイン」 (2011-05-10 16:03)

Posted by 富士三合目 at 12:47│Comments(0)映画の楽しみ
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
もうちょっとブレーク(黄色いリボン)
    コメント(0)