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2011年04月16日

大震災に思うこと(その4)「防災訓練」

今回は「東海大地震想定防災訓練」について考えて見たいと思います。

私達静岡県人は誰しも町内、職場、あるいは学校等で、少なくとも年1回以上東海大地震想定防災訓練に参加する機会があると思いますが、その訓練はどの様に行われているでしょうか。

概ね、①警戒警報発令→②避難場所に集合→③点呼→④救護班・消火班等に分かれて訓練(救護班:三角巾、簡易担架の作り方等、消火班:消火器操作、放水等)→⑤講評→⑥解散の順序で行われるのではないでしょうか。

海岸地域等では津波避難訓練があるかも知れませんが、私自身は未だ一度もその機会がなく参加したこともありません。

さて、これらの訓練で実際に静岡県(富士市)において「東北地方太平洋沖地震」(マグニチュード9)クラスの地震と津波に襲われたら私達は生き残れるでしょうか。(津波高さは最大で15~20m、先端の駆け上がり部分では約40m、河川では約40km位逆流したとの報道があります。)

「訓練は実際の様に」、「実際は訓練の様に」と言われますが、従来の自分の経験して来た訓練では、実際に津波に遭遇した場合に私は的確に判断し、行動出来ると言う自信はありません。

今回の悲惨な東日本大震災の教訓を生かすならば、①静岡県(富士市)を海抜5mごとに色分けしたハザードマップを作成し、自分が住んだり、仕事をしたり、通学している場所の海抜が何mで最大級の津波が襲来したらどこまで浸水するか、市民はしっかり頭に入れる。②地域ごとに最大級の津波を想定した指定避難場所(コンクリート製高層建物等)を決めて表示する。(観光客や外からたまたま富士市に来た人にも判る様にする)③津波襲来予想地域の防災訓練は地震発生5分以内に指定避難場所まで避難する訓練を行う、等が考えられます。(ちなみに、東海大地震では地震発生後5分以内に津波が襲来し、又、5分以内に避難出来る距離は訓練された状態で約500~600m位と想定されている様です。)

今回の東日本大震災においても、其々の地域で想定した津波高さに沿って日ごろ防災避難訓練が行われており、それで生き残れた地域もあり、又、残念ながら生き残れなかった地域もあったと報道されています。私達静岡県(富士市)でも、最悪の事態を想定した津波訓練をし、地域ごとに実際に遭遇することが想定外ではなく、想定内の訓練によって、結果的に生き残れる様にしたいものです。
  


Posted by 富士三合目 at 19:17Comments(6)津波・地震避難訓練