三陸さいとう製菓㈱「かもめの玉子」(その2)

富士三合目

2011年10月16日 18:53

前回の続きでもう一度「かもめの玉子」を製造販売している「さいとう製菓㈱」について書きたいと思います。詳しくは同社ホームページの「銘菓誕生物語」を見てください。下記webサイトをクリックすれば見ることが出来ます。
http://www.saitoseika.co.jp/story.html

さいとう製菓㈱は昭和35年5月24日のチリ地震大津波で破滅的被害(同社表現)に遭っており、社屋はほぼ全壊状態から同年8月には営業再開しています。今度の震災でも3月11日に目の前で本社屋が完全に津波で流され(その場面を撮影してYouTubeに投稿発表し、世界に大船渡の実情を知らしめた)、それでも4月25日には製造販売再開の広報を出しています。

私は同社に直接取材した訳ではありませんので、詳しい正確なことは言えませんが、同社の銘菓「かもめの玉子」開発経緯を拝見すると、何とフロンティア魂の旺盛な方々だろうと感銘を受けました。その様なフロンティア魂が何事にもめげず、早期再開を実現したのではないかと思っています。同社は震災前、既に隆々と栄えていて、大船渡以外の場所にも販売拠点があり、事業継続と言う点では条件は比較的整っていたとも言えましょうが、それも昭和35年のチリ地震大津波の経験が生かされているのではないかと思います。津波で壊滅的に流された大船渡市赤崎町に3工場があるにも関わらず、この様に短期間で製造販売を再開できたのはどうしてか、教えを乞いたいところです。


 (大船渡「虎舞い」:さいとう製菓㈱ホームページより)
市街地根こそぎ流された中で、「がんばれ東北、がんばろう岩手」を合言葉にいち早く再開した店が出てくると、現地での再建意欲は更に高まることと思われ、敬意を表する次第です。


 さいとう製菓㈱ホームページより「ミニ夫婦かもめ」
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